近松門左衛門供養碑（断片）

近松門左衛門供養碑（断片）　※非公開

登録・指定登録文化財
種別有形文化財（歴史資料）
ふりがなちかまつもんざえもんくようひ（だんぺん）
員数2片
寸法（画像）
縦　72.3cm
横　29.3cm
厚　19.3cm

（写真なし）
縦38.7 ㎝
横15.5 ㎝
厚40.5 ㎝


（画像なし）
縦　38.7cm
横　15.5cm
厚　40.5cm
所蔵者宗教法人 法性寺
資料所在地業平5－7－7　法性寺
解説　法性寺は、明応元年（1492）に開かれたと伝わる日蓮宗寺院です。
　近松門左衛門（1653～1725）は、江戸時代の劇作家で、「曽根崎心中」「国性爺合戦」など浄瑠璃や歌舞伎の名作を残しました。
　この碑は、文政１１年（1828）近松の百回忌にあたり、その遺稿を妙見（みょうけん、法性寺の本尊柳島妙見）の尊前の地中に納め、辞世を陰刻して建立したものです（木村黙老『京攝戯作者考』）。建立者は近松門左衛門のは百回忌法要の執行者でもある曽孫近松繊月（ちかまつせんげつ、春翠軒門三郎、戯作者）です。現存するのは、断片２片で、昭和３５年（1960）に法性寺本堂の再建工事で発見されました。１片には「日本浄瑠璃歌舞伎雑稽戯作中　近松門左衛門藤原」、いま１片にも碑文の一部を読むことができます。

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