江島杉山神社の銅製釣燈籠

江島杉山神社の銅製釣燈籠 ※非公開

西暦年(世紀)・月・日1693年12月
元号年(時代)・月・日元禄6年12月
登録・指定登録文化財
種別登録有形文化財(歴史資料)
ふりがなえじますぎやまじんじゃのどうせいつりどうろう
員数1対
寸法高 53.3cm
径 46.0cm
所蔵者宗教法人 江島杉山神社
資料所在地千歳1-8-2 江島杉山神社
解説 江島杉山神社は、元禄6年(1693)6月、杉山和一が江戸幕府五代将軍徳川綱吉から弁財天像と屋敷を与えられたことに始まります。この燈籠は、それから半年後の12月に奉納されたものです。神社が度重なる災害で被害を受けたことから、草創期の文化財の一つといえます。左右それぞれの扉に「元禄六癸酉年十二月吉日酉歳」(左)、「奉寄進金燈籠両」(右)と陰刻されており、火袋の各面は透かし亀甲紋、上部は花菱、下部に青海波の陰刻が認められます。
 釣燈籠は江戸時代には銅板を組み合わせて形成する規格化されたものとなり、本燈籠も同様の素朴さがあります。

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