544-1 計算機(手動式・タイガー製)

計算機(手動式・タイガー製)

収蔵番号00544
大分類民俗
寸法幅32.0cm×奥行17.0cm×高13.5cm
材質・形状金属
製造年月日
公開解説 タイガー計算機株式会社から発売された機械式計算機です。ダイヤルで値を設定し、レバーを回して計算するようになっています。
 機械式計算機は、17世紀ころにヨーロッパで制作が始まり、わが国には明治時代に伝わりました。
 タイガー計算機株式会社の創業者である大本寅治郎は、大正12年(1923)に「虎印計算機」を発明、販売を開始します。当初は販売に苦心したそうですが、「虎印」を「TIGER BRAND」と改名したころから、売り上げが好調となり、昭和時代に入ると販売シェアを拡大していきました。
 戦後、電卓が普及し始めた昭和45年(1970)にタイガー機械式計算機は製造を終了しています。

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