2818-37-1 奥の細道画冊 散柳

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奥の細道画冊 散柳

収蔵番号02818-36
大分類絵画、書
寸法縦39.5cm×横30.2cm
材質・形状木版画
製造年月日1932年7月10日
公開解説 昭和7年(1932)に春陽堂より出版された洋画家・日本画家である小杉放菴(1881~1964)の画集「奥の細道画冊」のうち、「散柳」です。
 画は紙と硯を抱えた全昌寺の若き僧が描かれています。『おくのほそ道』では、全昌寺に一夜を過ごした松尾芭蕉が旅立とうとすると、若き僧が階段下まで追いかけてきたため、芭蕉は「庭掃て出ばや寺に散る柳」と詠んでいます。
 なお、画の上には薄紙が重ね貼られ、『おくのほそ道』の該当箇所が記されています。

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