合田清

ArtistGODA Kiyoshi
生年文久2年
Birth1862
没年昭和13年
Died1938

略歴

江戸赤坂に生まれる。旧姓は田島。1880(明治13)年兄が駐仏日本公使館に赴任するのに従ってフランスに渡る。はじめ農業研究を志望したが、パリで同宿であった山本芳翠の勧めで木版画の研究に転じ、木版画家シャルル・バルバン、アンリ・ティリアに師事し、サロンにも入選。1887年山本とともに帰国。桜田本郷町に山本と共同で生巧館を設立。山本が下絵、合田が製版にあたり雑誌、新聞、教科書の挿絵を多数制作。1888年の磐梯山大噴火、1891年の濃尾地方大地震を山本が取材した木版画が新聞に掲載され、評判となる。1894年、山本と合田は生巧館を帰国した黒田清輝、久米桂一郎に譲り、黒田らにより天真道場が設立された。白馬会の結成にも加わる。

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