コンスタン・トロワイヨン

ArtistTROYON, Constant
Birth1810
Died1865

略歴

セーヴルに生まれる。父が同地にある国立磁器製作所で働いていた。セーヴルの美術館長リオクルーに師事しつつ、家の近くの風景などを写生する日々を送る。1824年ごろ、ディアズ・ド・ラ・ペーニャやジュール・デュプレに出会う。1833年のサロンでデビュー。その後ポール・ユエやテオドール・ルソーなどバルビゾン派の画家たちと知り合い親しくなる。46年にはサロンで一等賞を得た。翌47年オランダへ旅行し、牛などの動物を多く描いたパウルス・ポッテルやアルベルト・カイプの芸術に感化される。以後も48年、59年と合計三度の一等賞の名誉に浴した。成功のおかげで経済的にも恵まれ、ディアズ・ド・ラ・ペーニャとともにバルビゾン派のなかでは例外的な存在と言える。晩年はノルマンディー地方の海景も描いた。ブーダンやモネにアドバイスしたことでも知られる。パリで没す。

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