歌川豊春

ArtistUTAGAWA Toyoharu
生年享保20年
Birth1735
没年文化11年
Died1814

略歴

後期浮世絵界で最大画派となる歌川派の祖。別に一龍斎、潜龍斎などと号す。画姓の「歌川」は、住していた土地の地名宇田川にちなむという。明和~安永期(1764~81)に西洋の透視遠近法を強調した浮絵を多く手がけ、後の風景版画発展の礎を築いた。寛政期(1789~1801)以降は肉筆画に傾注し、濃麗な肉筆美人画を多くのこしている。門人に豊国、豊広がいる。

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