墨梅図
作品名 よみ | ぼくばいず |
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Title | Plum Trees |
作家/ Artist | 山本梅逸 YAMAMOTO Baiitsu |
制作年 | 文政二年頃 |
Date | c.1819 |
寸法/ Size(cm) | (各)163.3×344.0 |
技法・材質 | 紙本銀地墨画 |
Medium | Ink on silver- leafed paper |
員数 | 六曲一双 |
Format | Pair of six-fold screens |
分類 | 絵画 |
Classification | Paintings |
分類2 | 日本画 |
Classification2 | Japanese-style Paintings |
作品番号/ Accession Number | XJZ0179000 |
作品解説 | 地の銀箔の冴えた輝きが月光に照らされた夜を想起させ、左右に対照させた清香漂う紅白梅の姿を浮かび上がらせる。梅逸は若い頃、名古屋の富商神谷天遊に連れられ、近隣の寺で王冕の《墨梅図》(三の丸尚蔵館蔵)に接しておおいに感心し、天遊より「梅逸」の号を与えられたと伝えられている。王冕は元代末の墨梅の名手で、一枝に多くの花をつけて枝を茂らせる千花万蕊とよばれる富貴華麗な様式で知られる。本作品はその王冕画からの直接的な影響がみられるもので、その落款より梅逸36歳の作と分かる貴重な作例である。激しく屈曲する枝葉の形態など、後に数多く制作した華やかで優美な花鳥画との作風の違いも注目される。 |
※公開が可能な大きなサイズの画像は、「デジタルギャラリー」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum2/でご覧いただけます。
※「収蔵品データベース」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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