神風

TitleDivine Wind
作家/ Artist小村大雲 OMURA Taiun
制作年大正6年頃
Datec.1917
寸法/ Size(cm)(各)P168.0×372.4
技法・材質絹本着色
MediumColor on silk
員数屛風(六曲一双)
FormatPair of six-panel folding screens
分類絵画
ClassificationPaintings
分類2日本画
Classification2Japanese-style Paintings
作品番号/ Accession NumberXJZ0139000
作品解説大雲は1917(大正6)年の第11回文展に同名の作品を出品し、前年に続き特選を受賞する。この作品は、その後依頼を受けて再び制作したものである。鎌倉時代に起こった元寇が題材で、蒙古軍の襲来に対抗する日本軍の奮戦を描いており、絵巻の名作《蒙古襲来絵詞(えことば)》(宮内庁蔵)を参照したものとみられる。
折からの猛烈な台風の中で蒙古軍を迎え撃とうとする武者たちを、緻密な考証によって捉えている。波の描写・人物の構成等に一層の躍動感が加えられ、文展出品作に優るとも劣らない出来映えで、武者絵を最も得意とした作者の真骨頂を示した力作である。
大雲は前年頃より武具の蒐集を始め、この年には大鎧(おおよろい)を自ら制作している。また、この題材に登場する船の模型を作成し実際に桶の中で揺らしてみる作業も行なっており、大雲の写生や歴史考証への徹底した研究ぶりが窺われる。

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