裸婦立像

TitleStanding Nude
作家/ Artist石本正 ISHIMOTO Sho
制作年昭和55年
Date1980
寸法/ Size(cm)173.5×72.0
技法・材質紙本着色
MediumColor on paper
分類絵画
ClassificationPaintings
分類2日本画
Classification2Japanese-style Paintings
作品番号/ Accession NumberXJZ0108000
作品解説衣の青とバックの金とのコントラストが美しい。姿勢は緊張しているが、対照的に、衣に描かれた葡萄の球形と中央の手の絡みは実に柔らかい。はるか遠くを見入るような裸婦の瞳の表情は、彼が女性像を描くきっかけとなった大阪・観心寺の如意輪(にょいりん)観音が持つ伏し目がちな目を想起させる。
石本芸術は、西洋の壁画の代表的様式であるフレスコ画をその基礎としており、個展に出品されたこの作品においても、金地の背景を壁に見立て、その色肌に合わせた絵具の材質、色調の選択がなされている。透明感のある色彩や肌の微妙な明暗表現などフレスコ画の長所を十分に発揮させた作品である。その研ぎ澄まされた表現について作者は、「美に近づこうとすることも、一つの宗教と言えないだろうか。真の美を描ききった時、表現し得た時に初めて、美そのものが私のものになる」と語る。

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