ニースの窓辺
| Title | Window Opening on Nice |
|---|---|
| 作家/ Artist | ラウル・デュフィ DUFY, Raoul |
| Date | 1928 |
| 寸法/ Size（cm） | 65.0×81.0 |
| 技法・材質 | 油彩・カンヴァス |
| Medium | Oil on canvas |
| 分類 | 絵画 |
| Classification | Paintings |
| 分類2 | 油彩その他 |
| Classification2 | Oil Paintings, etc. |
| 作品番号/ Accession Number | OFZ0006000 |
| 作品解説 | デュフィは、印象派的手法から画家としてのスタートを切ったが、1905年に発表されたマティスの作品《豪奢、静寂、逸楽》に感銘を受け、より自由な色彩と形態を用いるようになった。 この作品は、その独自の展開が顕著な1920年代半ばから30年代の最充実期のものである。画面に描かれているのはマティスがアトリエとして借りていたニースのホテルの一室である。室内の情景に鏡を取り入れたり、窓枠で切り取った戸外の風景を取り込む手法は西洋絵画においてしばしば用いられてきたが、デュフィはその伝統的なモティーフを洒脱に描いた。軽やかなタッチと色彩が独特で、窓枠、家具、鏡、壁紙、絨毯などのフォルムは軽妙な線で伸びやかに描かれている。南仏の海の藍青色、空のコバルトブルー、そして効果的に配した黄は、室内の床の色調によって引き締められている。それぞれのモティーフは再現的な表現から離れているが、そのものらしさがよく描かれており心憎いばかりである。 |
| 展示/ Exhibition | 展示室1（水辺の展示室）/ Gallery1: Paintings with the Theme of Water |
| 展示備考 | 通期展示 |
※公開が可能な大きなサイズの画像は、「デジタルギャラリー」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum2/でご覧いただけます。
※「収蔵品データベース」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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