布志名焼 色絵金彩花鳥文花瓶
Title | Bottle with overglaze decoraton of flower and bird, Fujina ware |
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作家/ Artist | 作者不詳 Artist Unknown |
制作年 | 明治-大正時代 |
Date | Meiji - Taisho period |
寸法/ Size(cm) | 口径9.5胴径24.5高33.0 |
分類 | 工芸 |
Classification | Crafts |
分類2 | 陶磁 |
Classification2 | Ceramics |
作品番号/ Accession Number | CRZ0149000 |
作品解説 | 明治から大正時代にかけて制作された布志名焼の輸出陶器である。胴部が円形をした扁壺で、肩には2ヵ所耳がつき、底部にも穴が2ヵ所あるので飾り紐を通したのかも知れない。器胎には、布志名焼特有の黄色と緑色の釉薬が掛かる。胴の両面にはそれぞれ梅や楓などの花木、小鳥たちの群れ飛ぶ様子が金彩、色絵で描かれている。頚や肩にかけては菊紋や青海波、七宝繋ぎ文など吉祥文を連ね、一層華やかに器面を飾っている。 側面腰部に朱書銘「大日本京都矢島製」と高台内に「出雲若山」「大」印がある。朱書銘より、海外への輸出を目的に京都の矢島某によって布志名焼製の器胎に上絵付が施されたことがわかる。また「出雲若山」印は、当時の布志名で使用されたもので、「大」印は、当時輸出陶器を盛んに手がけていた布志名焼の窯の一つ、灘船木窯の印である。 |
展示/ Exhibition | 展示室3(工芸)/ Gallery3: Crafts |
展示備考 | 明治以降の出雲焼 7月10日(水) ~ 11月18日(月) |
※公開が可能な大きなサイズの画像は、「デジタルギャラリー」https://jmapps.ne.jp/shimane_art_museum2/でご覧いただけます。
※「収蔵品データベース」で紹介している作品以外の作品も展示されます。
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