藤田嗣治

作家名(ヨミ)フジタ ツグハル
作家名(英語)FUJITA, Tsuguharu
生年月日(西暦)1886-
没年月日(西暦)1968

略歴・解説

東京に生まれる。東京美術学校西洋画科で黒田清輝らに学んだ。1913年に渡仏し、モディリアーニ、ピカソらと交友しながら作風を模索。1919年サロン・ドートンヌに初入選し、細く優美な描線と乳白色の画肌が高く評価された。以後、エコール・ド・パリ(パリ派)の画家として活躍。1933年に帰国後は二科展に出品、第二次世界大戦中は従軍画家として戦争記録画を描いた。1949年に出国、ニューヨークを経て再びパリに戻ってからは、フランス国籍を取得しカトリックに改宗。北東部の都市ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂のフレスコ画など多くの宗教画を描いた。1957年レジオン・ドヌール勲章を受章。日本では2006年から大規模な回顧展が開催され、その画業があらためて注目された。

この作家の資料一覧[全1件]

件ずつ表示

PageTop