渡辺一郎

作家名(ヨミ)ワタナベ イチロウ
作家名(英語)WATANABE, Ichiro
生年月日(西暦)1912-
没年月日(西暦)1988

略歴・解説

東京に生まれる。両親は、ともに画家の渡辺(旧姓・宮崎)与平と亀高文子。東京美術学校油画科で学び、在学中の1936(昭和11)年第1回文展に初入選。翌年に同校を卒業後、1939(昭和14)年まで渡欧。帰国後は、神戸で母・亀高文子が主宰する赤艸社で指導にあたる。1940(昭和15)年第27回光風会展でI氏賞を受賞、また同年の紀元2600年奉祝文展に招待出品。その後は引き続き文展、日展、光風会展に出品を続けた。1957(昭和32)年国画会に移り、1959(昭和34)年会友、1962(昭和37)年会員に推挙され、以後同展を中心に発表を続ける。1959(昭和34)年頃から抽象的な作風へと変化し、1960年代後半にはコラージュなどさまざまな表現を試みている。1998(平成10)年当館で「抽象との語らい 渡辺一郎展」開催。

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