テオ・ファン・ドゥースブルフ

作家名(ヨミ)ファン・ドゥースブルフ テオ
作家名(英語)VAN DOESBURG, Théo
生年月日(西暦)1883-
没年月日(西暦)1931

略歴・解説

オランダ、ユトレヒトに生まれる。1899年絵画をはじめたが美術評論家としても活躍した。1912年以降、カンディンスキーの影響のもと抽象絵画に傾倒した。1917年建築家のアウト、ヤン・ウィルス、モンドリアンらとともに「デ・ステイル」運動の理念の体系化に努め、芸術雑誌『デ・ステイル』を創刊した。1920年代には精力的に各国を訪れ、国際的なダダイスムの発展に貢献。アルプ、ハウスマンらの協力を得て『メカノ』誌を出版。1925年「エレメンタリスム(要素主義)」の理論を展開し、1926〜28年アルプ夫妻とともにストラスブールのカフェ・オーベットの改装デザインに携わった。1930年には「アプストラクシオン・クレアシオン」の創立会員となっている。同年雑誌『アール・コンクレ(具体美術)』を発刊し、「デ・ステイル」を引き継ぐ抽象美術の発展を目指した。

この作家の資料一覧[全1件]

件ずつ表示

PageTop