森口宏一

作家名(ヨミ)モリグチ ヒロカズ
作家名(英語)MORIGUCHI, Hirokazu
生年月日(西暦)1930-
没年月日(西暦)2011

略歴・解説

大阪市に生まれる。関西大学経済学部を卒業。在学中に絵画を学び、1954(昭和29)年より行動美術展に出品。1962(昭和37)年井原康雄らとグループ「テムポ」を結成する(翌年解散)。作品は絵画から次第にレリーフ的な作品に移行し、1966(昭和41)年から立体作品へと展開。1968(昭和43)年「現代日本美術展」で優秀賞を受賞、同年行動美術協会を退会した。アルミニウムやステンレスといった近代的な工業用素材を用いて、幾何学的構造による一連の作品を発表。関西の抽象彫刻を牽引した作家の一人であり、1980(昭和55)より津高和一が組織した「架空通信テント美術館展」(夙川公園)でも中心的な役割をつとめた。1995(平成7)年国立国際美術館(大阪)で「森口宏一展 理知的造形40年の軌跡」を開催。

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