| 作家/Artist | 奥村土牛 OKUMURA, Togyu |
|---|---|
| 分類 | 日本画 |
| 制作年 | 1956 |
| 技法・材質 | 紙本着色・軸装 |
| サイズ(cm) | 91.0×57.9 |
| 赤と黄の薔薇がガラスの器に生けられた様が描かれている。土牛は花や果実とともに古九谷などの焼き物を描写する作品を色々と手がけているが、この作品では中の様子が透けてみえるガラスだけに、たらし込みの技法が最大限に生かされている。立体感とともに画題に相応しい清涼な感じがよく出ている。（当館学芸員 枝松亜子） | |
| Title | Early Summer |
| Category | Japanese-style Painting |
| Year | 1956 |
| Method and Material | color on paper, hanging scroll |
| Dimension | 91.0 x 57.9 cm |
| 台帳番号/Registration No. | 0097 |
| 受入年度/Acquisition Date | 1971年度 |
| 作家名（ヨミ） | オクムラ トギュウ |
|---|---|
| 作家名（英語） | OKUMURA, Togyu |
| 生年月日（西暦） | 1889- |
| 没年月日（西暦） | 1990 |
| 略歴・解説 | 東京に生まれる。1905（明治38）年梶田半古に入門し、塾頭だった小林古径に多く指導を受ける。1907（明治40）年東京勧業博覧会に《敦盛》が入選し、翌年第8回と第9回の巽画会に出品した。1926（大正15）年頃より速水御舟の研究会に出席、1927（昭和2）年第14回院展に「胡瓜畑」が初入選。以後毎回入選し、1929（昭和4）年に日本美術院院友、1932（昭和7）年に同人となった。その間、中央美術社展、改組帝展、新文展にも出品した。1935（昭和10）年に帝国美術学校教授、1944（昭和19）年東京美術学校講師となり、戦後は武蔵野美術大学、女子美術大学で教鞭をとった。院展を中心に代表作を発表。1947（昭和22）年帝国芸術院会員、日本芸術院会員、1962（昭和37）年文化勲章受章、文化功労者となる。1978（昭和53）年日本美術院理事長となった。 |
