ヴラマンク,モーリス・ド

作家名(ヨミ)ヴラマンク,モーリス・ド
作家名(英語)VLAMINCK, Maurice de
生年1876
没年1958

略歴・解説

パリに生まれる。17歳よりパリ郊外のシャトゥーで絵の制作を始め、アンドレ・ドランと共同でアトリエを持つ。1901年、フィンセント・ファン・ゴッホの回顧展に感化され、アンリ・マティスとの出会いを経て1905年のサロン・ドートンヌに出品。フォーヴィスムの画家のひとりとなり、色彩豊かな策筆描く。1908年頃から1914年にかけてセザンヌを研究し、より堅固な構成と空間の把握を求めた。1920年代から郊外風景や静物を重厚で写実的な画風で描いて人気を博する。1925年、パリ近郊を離れ、シャルトルから50kmのリュイユ=ラ=ガドリエールを生涯の棲家とし、同地で死去。里見勝蔵や佐伯祐三ら日本の洋画家に影響を与えた。

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