松本奉時

作家名(ヨミ)まつもと ほうじ
作家名(英語)MATSUMOTO, Hoji
生年不詳
生年(和暦)不詳
没年1800
没年(和暦)寛政12

略歴・解説

大阪の人。名は周介、字は以建、号は奉時、頑古斎、玉蟾楼。江戸堀に住み、表具師を生業とした。1786年(天明6)に見た瑞夢を契機に、多くの書画を収集して「奉時清玩帖」などの画帖に仕立てた。自らも絵筆を執り、蝦蟇図のほか、花卉や山水を描いた。絵は福原五岳を師友としたことが奥田尚斎『拙古堂文庫』に載る。多くの知友がおり、木村蒹葭堂、伊東若冲、細谷半斎、平賀蕉斎、菅茶山らとの交流が知られる。蛙を好み、声の良い蛙を飼い、蛙にちなんだ物品を蒐集したことが皆川淇園『淇園文集』に載る。大坂で没する。

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