オリックス・デスク／オリックス・チェア

作者	パリ―ジ，ヴィットーリオ　PARIGI, Vittorio　1937／プリーナ，ナーニ　PRINA, Nani　1938
作家名（読み）	パリージ，ヴィットーリオ・＆プリーナ，ナーニ
制作年	1970年
技法・材質	机：ABS・クロームメッキ加工されたスチール・ガラス／椅子：FRP・クロームメッキ加工されたスチール
寸法	机：83.0×99.0×63.0cm／椅子：64.0×48.0×50.0cm
作品番号	003432
ジャンル分類1	デザイン
ジャンル分類2	プロダクトデザイン

パリ―ジ，ヴィットーリオ

作家名（ヨミ）	パリ―ジ，ヴィットーリオ
作家名（英語）	PARIGI, Vittorio
生年	1937
略歴・解説	ヴィットーリオ・パリージ（1937- ）、ナーニ・プリーナ（1938- ）は、ミラノを拠点とする建築家、デザイナー。1970年代にプラスチック製の家具を発表し、新時代のデザイナーとして脚光を浴びる。《オリックス・デスク／オリックス・チェア》と同じ水牛と名前をつけたバーカウンター用サイドデスク《フローティング“オリックス” Floating "Oryk"》も連名で発表した。ヴィットーリオ・パリージはミラノ工科大学出身で、1970年代にナーニ・プリーナとプロダクトデザインに携わった。近年ではチッテーリオCitterio社のためのオフィス用可動式パネル《シールドSealed》のデザインや、ミラノ・デザイン・ウィークのトーク・イベントに出演しいまや歴史的事象となった70年代のイタリアン・デザインについて語るなどしている（2019年）。《シールド》は、70年代にテーブルランプ《ヴァガ・テーブル・ランプVaga Table Lamp》で注目され90年代以降レンツォ・ピアーノ（Renzo Piano, 1937-　）建築内装を担当しているフランコ・ミレンツィ（Franco Mirenzi）との共同制作。

プリーナ，ナーニ

作家名（ヨミ）	プリーナ，ナーニ
作家名（英語）	PRINA, Nani
生年	1938
略歴・解説	ヴィットーリオ・パリージ（1937- ）、ナーニ・プリーナ（1938- ）は、ミラノを拠点とする建築家、デザイナー。1970年代にプラスチック製の家具を発表し、新時代のデザイナーとして脚光を浴びる。《オリックス・デスク／オリックス・チェア》と同じ水牛と名前をつけたバーカウンター用サイドデスク《フローティング“オリックス” Floating "Oryk"》も連名で発表した。ナーニ・プリーナは、1968年にラウンジ・ソファー《セスSess》（ソマーリSormari社）をデザインし、高く評価された。その後、単独で《オリックス・デスク／オリックス・チェア》と同じプラスチック製の家具として《ブラック・フローティング・シェルフ》（ソマーリ社）（1972年）もデザインした。革新的なデザイン表現は他の素材にも及び、同時期に居間用のクリスタル製テーブルとチェアも発表している。その他、雑誌編集者としても30年間に渡り『別荘と庭園Ville＆Giardini』誌の編集長を務め、2003年にはヴェネツィアの16世紀に建造されたパラッツォの内装の改修に携わり、同年、別荘建築に関する著書を出版（Giancarlo Gardiとの共著。Ville esclusive: architetture di Gianni Gamondi-Exclusive villas & resort, Archideos Libri, 2003）している。