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赤像式球形レキトス

ふりがなせきぞうしききゅうけいれきとす
管理番号土161-2493
地域ギリシア、アッティカ地方
時代古典時代
年代前4世紀中葉
素材土器
大きさ高 16.9 cm
解説胴部が丸いタイプの香油瓶(レキュトス)。袖のない肌着(キトーン)を着た女性が、右手に持ったフィアラ杯(平らな酒盃)を祭壇の上に傾け、献酒している。左手にデュオニソスの信奉者がもつテュルソス(聖なる杖)を手にしていることから、この女性はデュオニソスの神話上の信女マイナスか、もしくはデュオニソスを信奉する当時の女性と考えられる。デュオニソスは酒と演劇の守護神であり、マイナスは多くの場合長い髪を振り乱した狂信的な姿で表される。しかし、ここに描かれた女性の頭髪は、サッコスとよばれる布でまとめられ、当時のギリシアの婦人に一般的な髪形となっている。
分類土器
キーワード黒 くろ, 橙 だいだい
きれい, しんぴてき
ヨーロッパ, ギリシア, アッティカ地方, エーゲ海域
鉄器時代, 古典時代
粘土, 土器, テラコッタ
容器, 瓶, レキトス, 壺, 把手・耳付容器, 把手
人物, 女性
建物, 神殿
神・精霊, ギリシア・ローマの神・精霊, マイナス
資料ID2304

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