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人型石棺蓋頭部

ふりがなひとがたせっかんふたとうぶ
管理番号彫022-2398
地域エジプト
時代末期王朝時代
年代前380-300年頃
素材石灰岩
大きさ高 35.0 cm
解説人型の石棺の破片。目と眉に黒色顔料で彩色された痕跡が認められる。古代エジプトの神話で父オシリスの敵セトとの戦いの中で、左目に怪我を負ったホルスの目が治癒したという挿話から、ウジャト(ホルス神の目のシンボル)は重要な再生の象徴とされ、装飾が施された目はその再生の象徴と同一視された。本作の目に施された彩色には、来世での再生への願いを読み取ることができる。
分類彫刻
キーワード白 しろ
おおきい
北アフリカ, エジプト
鉄器時代, 末期王朝時代
石・鉱物, 石灰石
宗教・祭祀具, 葬送品, 棺・骨壺
人物
資料ID2277

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