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多彩釉刻線文鉢

ふりがなたさいゆうこくせんもんばち
管理番号陶152-1948
地域イラン北東部
時代ガズナ朝-セルジューク朝時代
年代1000-1200年頃
素材陶器
大きさ径 35.5 cm
解説オレンジ色の器面に白化粧土をかけ、刻線でパルメット文を描いている。その上に緑と褐色の鉛釉を刻線の文様に合わせて施す。鉛釉は焼成すると溶けて流れる性質がある。この性質を巧みに利用し、流れ落ちる釉薬がシャープな刻線文に柔らかな動きを加えている。唐三彩によく似たこの陶器はペルシア三彩とよばれる。中国世界とイスラーム世界の交流をうかがわせるものである。
分類陶器
キーワード白 しろ, 茶 ちゃ, 緑 みどり
おおきい, はなやか, あざやか
西アジア, イラン, イラン北東部
イスラーム時代, イスラーム時代中期, ガズナ朝, セルジューク朝
粘土, 陶器
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
植物, 葉・蔓草, パルメット
資料ID1926

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