略歴・解説

筑前(福岡県)黒田藩御用絵師尾形家の8代目で、遅くとも10代には画業を始めている。鍛冶橋狩野家の7代探淵守真の門人として、江戸で絵画修行を行っている。38歳で探香と号し、43歳で家督を相続した。長崎に赴いてロシア使節団図を描いたことでも知られる。