井上 鶴峯

作家情報名(ヨミ)いのうえ かくほう
作家情報名(英語)INOUE Kakuho
生年月日(西暦)1850/**/**
生年月日(和暦)嘉永3年
没年月日(西暦)1919/**/**
没年月日(和暦)大正8年

略歴・解説

現在の瀬戸内市(旧邑久町)の宮大工井上錦海(本名直吾)の長男に生まれる。本名幸二。呼び名は幸太郎・幸吉・鶴峯・平庵主人など。父について宮大工職を継ぎ、阪神、山陰方面の寺社等の修復を手掛けた。明治22(1889)年、高齢の父を助けて「尻海市場町だんじり」の飾彫りを共作、同28(1895)年から30(1897)年にかけては「尻海東町だんじり」を建造した。晩年は、机、花台、茶道具などの工芸作品を作った。息子仰山は東京美術学校(現東京藝術大学)で学び、帰郷後、主に肖像彫刻家として活躍。

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