稲葉 春生

作家情報名(ヨミ)いなば しゅんせい
作家情報名(英語)INABA Shunsei
生年月日(西暦)1890
生年月日(和暦)明治23年
没年月日(西暦)1976
没年月日(和暦)昭和51年

略歴・解説

現在の総社市新本に生まれる。本名、国市。岡山県立矢掛中学校を卒業後、東京美術学校への進学を希望するが両親の反対により断念。岡山師範学校へ進学する。卒業後15年間県内で教職を勤める。35歳で教職を辞し京都に赴き、池田遙邨の紹介で竹内栖鳳の画塾竹杖会に入門する。竹杖会の解散後は兄弟子にあたる土田麦僊に指導を受け、麦僊の没後は小野竹喬に師事している。昭和6(1931)年に《花葵》が帝展に初入選し、その後も帝展や文展での入選が続く。戦禍の激しくなった同19(1944)年、京都から岡山に戻る。同26(1951)年岡山県在住の日本画家で「青岡会」を結成、互いに研鑽をはかる。その後岡山大学教育学部講師となる。同36(1961)年には日本画を学ぼうとする学生・一般を対象とした「青丘会」を立ち上げ、広く後進の指導にあたる。同46(1971)年岡山市文化功労賞、同47(1972)年勲五等瑞宝章を受章する。

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