山水図巻

ふりがなさんすいずかん
作品名 英表記Landscape Scroll
作家情報雲谷　等璠　UNKOKU Tōhan
制作年江戸時代
制作年 西暦17～18世紀
員数1巻
材質・技法絹本墨画淡彩
形状巻子装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分近世日本
法量 縦31.6
法量 横872.6
法量 高さ
指定
署名・年記等
作品解説　行体の山水図巻である。瀟湘八景を並べているとみえ、巻頭から山市晴嵐、洞庭秋月、遠浦帰帆、平沙落雁、煙寺晩鐘、江天暮雪、漁村夕照、瀟湘夜雨となろう。水墨を基調としつつ透明感ある色彩が賦されており、清々しい雰囲気に満ちている。末尾の瀟湘夜雨には墨が暈され、雪舟流で描き継がれた玉澗風溌墨山水を思わせる。「雪舟六世雲谷法眼等璠筆」と署名され、父である等益から続く雪舟画系を継ぐことを表明しているが、その実等益よりも雪舟に基づく画風をみせている。
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