蜆子和尚図

ふりがなけんすおしょうず
作品名 英表記The Priest Xianzi
作家情報楊月 Yōgetsu
制作年室町時代
員数1幅
材質・技法紙本墨画
形状掛幅装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分中世日本
作品解説 蜆子和尚は唐末の禅僧。居を定めず、日々川岸でエビやハマグリを採集して腹を満たし、夜は白馬廟の紙銭中に寝たという奇行の持ち主。禅宗絵画の中でも好まれた画題で、南宋の牧谿や南北朝の可翁による作品が有名である。それらに朗らかな趣をみるのとはやや異なり、本図で楊月は真剣な面持ちの蜆子和尚を描く。岸辺に立ち右手には膨らんだ網を持って、左手は大きなエビを捕えている。全体に濃墨を柔軟に用いて、淡墨を交えながら簡略かつ大胆に対象を捉えている。図上の古澗慈稽(?-1633)による七言絶句は後賛である。

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