蜆子和尚図
ふりがな | けんすおしょうず |
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作品名 英表記 | The Priest Xianzi |
作家情報 | 楊月 Yōgetsu |
制作年 | 室町時代 |
制作年 西暦 | 15世紀 |
員数 | 1幅 |
材質・技法 | 紙本墨画 |
形状 | 掛幅装 |
大区分 | 絵画 |
中区分 | 東洋画 |
小区分 | 中世日本 |
法量 縦 | 85.6 |
法量 横 | 35.8 |
法量 高さ | |
指定 | |
署名・年記等 | |
作品解説 | 蜆子和尚は唐末の禅僧。居を定めず、日々川岸でエビやハマグリを採集して腹を満たし、夜は白馬廟の紙銭中に寝たという奇行の持ち主。禅宗絵画の中でも好まれた画題で、南宋の牧谿や南北朝の可翁による作品が有名である。それらに朗らかな趣をみるのとはやや異なり、本図で楊月は真剣な面持ちの蜆子和尚を描く。岸辺に立ち右手には膨らんだ網を持って、左手は大きなエビを捕えている。全体に濃墨を柔軟に用いて、淡墨を交えながら簡略かつ大胆に対象を捉えている。図上の古澗慈稽(?-1633)による七言絶句は後賛である。 |
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