大原御幸

ふりがなおおはらごこう
作品名 英表記the Emperor's Trip to Ohara
作家情報林 皓幹 HAYASHI Kōkan
制作年大正時代
制作年 西暦1912~26年
員数1幅
材質・技法絹本着色
形状掛幅装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分近代日本
法量 縦115.5
法量 横143.7
法量 高さ
指定
署名・年記等
作品解説『平家物語』「灌頂巻」において、大原の寂光院(じゃっこういん)で隠棲する平清盛の娘、安徳天皇の母である建礼門院徳子のもとを訪れる後白河法皇一行を描いている。人物描写には古絵巻の研究が生かされているが、『平家物語』における法皇の御幸は旧暦4月のこととされ、本図に見られるような雪の描写はない。画面左上の神々しい太陽、山奥から光が溢れる様子も勘案すれば、覚一本『平家物語』で旧暦2月に遂げたとされる徳子の往生を暗示したものと捉えられようか。

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