雪景山水図

ふりがなせっけいさんすいず
作品名 英表記Snowy Landscape
作家情報拙宗 等揚 SESSHU(SESSO) Toyo
制作年室町時代
員数1幅
材質・技法紙本墨画淡彩
形状掛幅装
指定
指定年月日
署名・年記等
大区分絵画
中区分東洋画
小区分中世日本
作品解説 外隈によって山部分を白く塗り残し、雪景であることが示される。画面中景の樹々が強風に傾き、笠を深く被った人物は腰を屈めて慎重に進む。曲がりくねった道の先に見える集落へと向かっているのであろう。画面右手では、芦の中に舟が繋がれている。これらのモチーフは夏珪の伝称を伴う雪景山水に頻出するもので、やはり夏珪に基づくものと考えられる。本図は拙宗、すなわち若き日の雪舟によるもので、未だ空間処理の不得手な部分がみられる。しかし、屈曲した樹木の形態や、芦から覗く舟、中遠景の樹々は、のちの雪舟の画にも頻繁にみられるために興味深い。特に、笠を被った人物は、雪舟《四季山水図》(重要文化財、東京国立博物館)の冬景や、狩野常信《流書手鑑》(東京国立博物館)における雪舟画模本中の夏珪様雪景にも見いだせる。

PageTop