山水図

ふりがなさんすいず
作品名 英表記Landscape
作家情報雪舟　等楊　SESSHU Toyo
制作年室町時代
制作年 西暦15～16世紀
員数1幅
材質・技法絹本墨画
形状掛幅装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分中世日本
法量 縦26.7
法量 横37.6
法量 高さ
指定
署名・年記等
作品解説　本作は溌墨の技法で描かれた山水図で、観る者は玉澗様と理解したであろう。濃墨で描き足された旗を挙げた小閣や、さりげなく添えられる樹木の線も共通しており、雪舟がその画嚢にこのような典型を有していたことがわかる。落款印章は雪舟八十歳代の頃の作例と近く、晩年の作と解される。とはいえ円熟味に乏しいのは、にじみの活きる紙ではなく、絹に描いたせいであろう。雪舟以降、玉澗と溌墨山水は分かちがたい連想で結ばれ、玉澗様の溌墨山水図は雪舟流画人によって描き継がれていく。
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