山水図

ふりがなさんすいず
作品名 英表記Landscape
作家情報如水 宗淵 Josui Sōen
制作年室町時代
制作年 西暦15~16世紀
員数1幅
材質・技法紙本墨画
形状掛幅装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分中世日本
法量 縦64
法量 横30.4
法量 高さ
指定
署名・年記等
作品解説 枝の屈曲した双松が大きく配され、その下を高士と侍童が歩む。中景手前にはさりげなく舟が配され、その上方には山塊がそびえたつ。脇に目を転じれば、小道がうねるように奥へと視線を誘い、楼閣に辿り着く。周文やその伝称作品にみられる詩画軸と構成は類似するが、それらが近景から中遠景にかけて描法を変化させて奥行きをつくっていたのに対し、本図ではその差が少なく、より明快で理知的な構成となっている。この違いは雪舟の影響によるものとも指摘されている。なお、画面右横の朱文方印「如水」中に款記されていた「宗淵」の署名が消された形跡が認められる。
データ利用条件

PageTop