山水図

ふりがなさんすいず
作品名 英表記Landscape
作家情報承虎 Shoko
制作年室町時代
制作年 西暦15~16世紀
員数1幅
材質・技法紙本墨画淡彩
形状掛幅装
大区分絵画
中区分東洋画
小区分中世日本
法量 縦34.5
法量 横28.4
法量 高さ
指定
署名・年記等
作品解説 「千里鶯啼いて緑紅に映ず、水村山郭酒旗の風 」(杜牧「江南春」)の一節を想起させる、春麗らかな水村の情景である。酒屋は旗をはためかせ、橋の上では酔いを醒ますのか涼む人あり。人々は家屋の戸や窓を開けて語らい、裏手の叢竹は煙るように茂る。画面右手には、この水村に新たな客人がちょうどやってきたようすが描かれている。了庵は賛でまさにこの情景をうたう。左辺上方に立ち上がる懸崖や、家屋、近景の岩皴、半分姿を見せる小舟などは、承虎が雪舟画法を忠実に継いでいることを示している。
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