文芸

資料名（ヨミ）ブンゲイ
編著者寺田博∥編集
巻次第10巻第 2号（昭和46年 2月号）
発行日1971/02/01
出版者河出書房新社
出版地東京
資料コード53296
別置記号N
目次吉井由吉「行隠れ」
高橋たか子「微笑」
黒羽英二「痺れ」
小野木朝子「愛のように」（文芸賞受賞第一作）
清水昶「赤ちゃんたちの夜：詩」
小田実「円いひっぴい」
井上光晴「長く歩いた後」

【新刊書評】
邦高忠二「スタイロン『ナット・ターナーの告白』」
清水徹「河野多恵子『回転扉』」
大久保喬樹「吉田秀和『ソロモンの歌』」
三浦清宏「ソール・ベロウ『ハーツォグ』」
入江隆則「後藤明生『何？』」
宮内豊「佐木隆三『埋火の街で』」

【一頁時評】
平野謙「西田信春書簡・追憶」
吉田健一「歴史」
川村二郎「短い最後の夜」

＜文学手帖＞
河上徹太郎「世紀の初めと終り（下）」

【眼のあゆみ】
高井有一「エリオット作・福田恆存演出『寺院の殺人』」
渡辺保「鈴木忠志構成・演出『劇的なるものをめぐって・Ⅱ』」

【三島由紀夫特集】
野田宇太郎「大雪の日に」(219頁)
冨士正晴「『花ざかりの森』のころ」
坂本一亀「『仮面の告白』のころ」
埴谷雄高「「序曲」の頃」
佐伯彰一「三島由紀夫における西欧と日本―日本の「私」を索めてⅢ」
後藤明生「円と楕円の世界」
高橋和巳「自殺の形而上学」

【同人雑誌評】
田畑麦彦「批評意識の不在」

風のたより

戸井田道三「下北紀行」

昭和46年度文芸賞募集規定
編集後記

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