三谷十糸子

人物名(ヨミ)ミタニトシコ
人物名(英語)MITANI,Toshiko

略歴・解説

兵庫県に生まれる。1925年、女子美術学校日本画科を首席で卒業。卒業後は京都へ移り、西山翠嶂(すいしょう)の画塾「青甲社」に入門する。また、卒業にあたり雅号を自選し「十糸子」とする。1926年、第一回聖徳太子奉讃美術展に《猫と少女》を出品し、入選。1928年、第九回帝展で初入選。1932年、第十三回帝展で《女》が特選となる。さらに翌年の第十四回帝展においても《朝》が特選に選ばれ、連続特選となる。1952年、女子美術大学日本画科教授に就任。1969年、日本芸術院賞受賞。1971年、女子美術大学及び女子美術短期大学学長に就任。1977年、勲三等瑞宝章を受章。1992年2月11日、逝去。享年87歳。同年4月、生前に作品の選定から携わっていた初の回顧展「三谷十糸子展―ひとすじの路―」(兵庫県立美術館)が開催された。

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