田村能里子

人物名(ヨミ)タムラノリコ
人物名(英語)TAMURA,Noriko

略歴・解説

愛知県に生まれる。1966年、武蔵野美術大学油絵実技専修科卒業。名古屋に戻り、春陽会などに出品を続ける。1969年、結婚を機に、夫の赴任先であるインドへ同行。各地を旅し、アジャンタ・エローラの石窟寺院など仏教美術に触れながら、大地に生きる人々や風土を描き始める。1973年に帰国し、女流画家協会への出品、個展の開催、画文集の出版など精力的に活動。1986年、文化庁芸術家在外研修員として北京中央美術学院に留学。同地に暮らす老人や女性の姿を素描にとどめる。1989年、中国・西安のホテル(唐華賓館)の壁画《二都花宴図》を制作し、軒轅杯国際芸術特別賞を受賞。以後、国内においても、ホテル椿山荘東京や古川美術館、大本山天龍寺塔頭宝厳院など全国各地で多くの壁画、障壁画を手掛ける。「アジアに生きる人々」をライフワークに制作を続け、壁画制作については、国内外に62作を数える。

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