光り物 刷物

資料ID47464
時代江戸
実物・複数別実物
解説越後国福島潟(新潟市北区)に現れた妖怪の刷物。「夜ごとに光り物が出て、女の声で人を呼ぶものが現れた。当年より5年間は豊作だが、悪い風邪のため多くの人が死ぬ。難を逃れるには、我が姿を朝夕見るべし」とあります。疫病を予言し、病除けの能力を持つという類似の妖怪は各地に伝えられています。肥後国(熊本県)に現れたアマビエが特に有名です。世情の不安に乗じて、このような絵を疫病除けと宣伝して売り歩くものがいたと考えられます。

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