上野家成書状【The document of Ienari Ueno】
よみ | うえのいえなりしょじょう |
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資料ID | 35537 |
コレクション名 | 越後文書宝翰集 |
時代 | 110 |
指定 | 重要文化財 |
解説 | 上野家成は、波多岐庄吉田郷上野村内の庶子西分をめぐって、下平修理を相手取り訴訟を起こした。係争地は長尾為景の在世中には下平が支配していた。それを天文16年(1547)ころから家成が押領し、景虎の春日山入城時に大熊朝秀の取り成しにより、下平へ返還されたという。家成は本庄実乃を頼み、訴訟に踏み切った。本文書は、家成が下平の不当占拠と係争地の経緯を記し、実乃へ審議を要求した書状。 |