上杉景勝書状【The letter of Uesugi-Kagekatsu's letter】

よみうえすぎかげかつしょじょう
資料ID35527
コレクション名越後文書宝翰集
時代120
指定重要文化財
解説上洛中の景勝が国元の安田能元に送った書状。慶長3年(1598)のものとみられる。同年8月、豊臣秀吉が死去し、豊臣政権は五大老・五奉行を中心とする集団指導体制によって運営されることになった。大老であった景勝は、新領国会津の国づくりを半ばにして上洛した。年内は不足の事態も起こらないとしつつも、国元の境界の警備に力を入れるように命じており、不穏な状況をあらわしたものといえる。

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