大熊朝秀・直江実綱等連署起請文

よみおおくまともひで・なおえさねつなられんしょきしょうもん
資料ID35521
コレクション名越後文書宝翰集
時代110
指定重要文化財
解説長尾宗心(上杉謙信)の家臣である本庄宗緩らが作成した起請文。天文24年(1553)に行われた鵜川荘辺りへの出兵について、今後の安田景元父子への対処を誓約したもの。起請文には牛玉宝印が使用される場合が多いが、本文書も熊野那智大社の御札である熊野牛玉の紙背を料紙に用いている。八咫烏を象形化した烏点で「那智瀧宝印」と刷られ、その上に牛玉宝印を捺す。

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