大谷吉継覚書

よみおおたによしつぐおぼえがき
資料ID35359
コレクション名越後文書宝翰集
時代120
指定重要文化財
解説豊臣秀吉は天下統一の仕上げとして出羽の検地を行った。この文書は出羽仙北・庄内地方の検地に当たった大谷吉継が、現地で執行に当たっていた上杉方の色部氏に出したもの。豊臣政権へ納入すべき年貢のことや支配に関すること、また鷹の捕獲小屋の献上などのことを記す。また、詳細は直江兼続に尋ねるように、と指示している。これらの検地が秀吉政権の奉行として大谷吉継、上杉氏からは景勝、兼続、そして色部長真によって進められていたことがわかる。

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