伊達政宗書状

よみだてまさむねしょじょう
資料ID35358
コレクション名越後文書宝翰集
時代120
指定重要文化財
解説戦国時代末期、最上義光と上杉景勝は庄内をめぐって争っていたが、天正16年、前年に最上義光によって自殺に追い込まれた大宝寺義興の養子千勝丸が上杉景勝家臣本庄繁長の実子であったこともあり、繁長は庄内の支配を上杉方に取り戻した。この古文書はその時期に奥羽の戦国大名伊達政宗から色部長真に対して千勝丸の進退について触れたもの。色部長真は、本庄繁長と同じ秩父平氏一族で、越後入部以来の宗家である本庄氏に対して色部氏は庶流にあたる。

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