色部長倫申状并越後国宣

よみいろべながのりもうしじょうならびにえちごこくせん
資料ID35179
コレクション名越後文書宝翰集
時代100
実物・複数別実物
指定重要文化財
解説元弘3年(1333)に鎌倉幕府が崩壊し、後醍醐天皇を中心とした建武政権が成立した。そして、各領主たちへの所領安堵については、天皇の綸旨によって個別に安堵が行われることになった。しかし、諸国からの多くの申請に対応できず、まもなく国別に国司が所領安堵を行う方式に切り替えられた。この文書は、越後国小泉荘内の色部長倫が所領安堵を申請したことに対して、越後守であった新田義貞が安堵の文言を記し、花押を加えたもの。文書の右側下部に義貞の花押が見える。

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