御寿影(堀直寄公寿像)
| よみ | ごじゅえい(ほりなおよりこうじゅぞう) |
|---|---|
| 資料ID | 35039 |
| 時代 | 江戸 |
| 実物・複数別 | 実物 |
| 解説 | 堀直寄(1577~1639)は、江戸初期の越後の大名。長岡城とその城下町の建設、新潟町や湊の整備を手がけ、後に村上藩10万石の領主となった。本画は、寛永13年(1636)、狩野派の巨匠・狩野探幽が直寄還暦時の姿を描いたもの。琵琶を抱き、右膝の脇には、愛用の朱鞘(しゅざや)の太刀と尺八も描かれている。画幅上方には、当時大徳寺(京都市に所在する臨済宗の名刹)に住した三人の僧侶、147世玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)、153世澤庵宗彭(たくあんそうほう)、156世江月宗玩(こうげつそうがん)の賛詞が記されている。直竒が禅宗を信仰し、当時を代表する僧侶と親交が深かったことを示している。 |
