越後全図
よみ | えちごぜんず |
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資料ID | 35005 |
時代 | 江戸 |
実物・複数別 | 実物 |
解説 | 今町(見附市)の地理学者・小泉其明(きめい)が描き、新潟で出版された地図。其明は、宝暦11年(1761)に新潟の本間家に生まれ、後に小泉姓となった。天保7年(1836)に亡くなるまで数多くの著作を残している。図左上の題言を書いたのは、幕末の三筆といわれる巻菱湖で、作者の苦心をたたえている。また、本図は其明が描いた「越後全図」大小2本のうちの小図であると説明がある。図左下の凡例によれば、「郡名」「郡界」「道路」「城下」「陣屋」「関所」「名所旧跡」「古城」「古戦場」「神祠」「仏寺」「温泉」が地図上に落とされている。縮尺は、「曲尺五分(約1.5cm)を以て道程一里(約3.9km)に準ず」とある。 |