提灯 【lantern】

よみちょうちん
資料ID28623
コレクション名県民俗学会寄贈資料
解説何かを取りに部屋を移動したり、ちょっと近所に行く時などは使う。木場は大正3年に電灯が入るが茶の間に一灯だけだったので、朝は農作業の準備で土間に、夕は御飯の準備で台所に線を引いて使用した。そのため他のことには使用できず代わりに六角提灯を使う。表面に加茂紙(しょうじ紙)を張ったもので中にろうそくを立てる。持ち運びができる他、カギにかけておくこともできる。大工につくってもらい、紙は自分で張り替える。昭和10年頃まで使っていた。その後ランプに代わる。(13.6.10石垣)

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