籠 【basket】

よみかご
資料ID26120
コレクション名山﨑光子コレクション
現地名オオガタカゴ
解説山崎光子民俗服飾コレクション。採集地:村上市柏尾。竹や木を割った籤<ひご>、あるいは樹皮や蔓草で編んだ容器の総称。ものを運んだり保存・収納したりする。籠や笊類の製作は、簡単なものの場合には自製も多いが、竹細工は農閑期の副業として製作する村々が各地にあり、町場には専業の竹細工職人も多くいた。また、昭和30年代までは箕<み>を作りながら移動してあるく山窩<さんか>とよばれる人たちもいた。しかし、この30年ほどの間に自然素材を用いて籠や笊を作る製作者は急速に減少しつつある。(日本民具辞典)

PageTop