北越雪譜初編上之巻【Hokuetsu Seppu vol.1】

よみほくえつせっぷしょへんじょうのまき
資料ID1007
時代江戸
実物・複数別実物
解説『北越雪譜』は、雪国特有の自然と生活文化を全国的に紹介したはじめての書物である。初編三冊と二編四冊の計七冊からなる。初編が天保八(1837)年、二編が天保十二(1841)年に出版されている。鈴木牧之著のこの『北越雪譜』は好評で、以後も何度か版を重ねたが,その際には、表紙の模様などが変えられただけでなく、本文や挿絵にも部分的に手が加えられている。当館蔵本は初編・二編とも初刷本ではなく、後刷本である。二編冬の冊に乱丁が1ヶ所あるが落丁はない。二編冬の冊には欠落している場合が多い「阪額野陣之図」もきちんと入っており、全体としてよく整っている。

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