小作青史

作家名よみおざく・せいし
作家名ローマ字OZAKU,Seishi
生年1936
生年(和暦)昭和11年

経歴

1936年(昭和11)、東京都に生まれる。1960年(昭和35)、東京藝術大学油画専攻科を卒業。1961年(昭和36)、現代日本美術展に油彩作品が入選。1965年(昭和40)、「ライプチヒ国際書籍美術展」で銅賞受賞。1967年-84年まで大阪・東京のフォルム画廊で個展を行う。1968年(昭和43)、「第2回クラコウ国際版画ビエンナーレ」でブロラッフ美術館賞を受賞、「第6回東京国際ビエンナーレ」に出品。1974年(昭和49)、「第4回フィレンツェ国際版画ビエンナーレ」でエミリア・ロマーニャ県知事賞受賞。1971年から多摩美術大学油画専攻(版画)にて後進の指導に当たる。1979-80年、文化庁在外派遣研究員としてフランスおよびドイツに留学。帰国後、ヨーロッパの版画技法に疑問を抱き、独自の手法を研究。プレス機がなくても自由に版画を制作できる木版リトグラフという手法を創案。ほかにも、誰でも簡単に刷れる“楊枝バレン”を使う手刷りの手法や構造を単純化した簡易プレス機などを開発し、多くの人々に版画制作を開放し普及に努めた。版画集に『ギリシャ神話より』『VARIATION(A~D)』などがある。

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