野田市郷土博物館・市民会館

山中直治教案用紙綴

法量（幅）㎜	205
法量（高さ）㎜	287
主な材質	紙
解説	山中直治が唱歌指導を行う際に用いた教案用紙。用紙は、上段部分の教材とする曲を記すための五線譜と、下段部分の要旨・時間配当・歌詞指導上の留意点・歌曲指導上の留意点を書き留める欄から成り、1曲が1ページに収まるようになっていた。１曲ごとに指導上の注意点が記されており、当時の音楽教育の様子がうかがえる。

人物名（ヨミ）	ヤマナカナオジ
生年（西暦）	1906
生年（和暦）	明治39年
没年（西暦）	1937
没年（和暦）	昭和12年
略歴・解説	千葉県東葛飾郡梅郷村（現・野田市山崎）出身の作曲家。野田尋常高等小学校（現・野田市立中央小学校）の教員をしながら童謡の作曲を行った。昭和7年（1932）にコロムビア作曲部の専属となってからは、『こんこん小山の白狐』（作詞は野口雨情）をはじめ多数の楽曲がレコード化された。昭和12年に31歳という若さでこの世を去るまで、実に200曲以上もの作品を作った。